「アタマどうなってるんですか?」
っていう質問を頂く事があります。
私は幼少期に重い脳の病気にかかり
「まず死にます。生き残っても重い障害が残るでしょう」
なんて事を言われたワケなんです。
まぁ先生のオカゲで、
こうしてピンピンしてるワケなんですけど、
ここに一つの欠陥品が生まれたのです。
今回は医学的な話とか難しい話を一切交えず。
(交えられない)
頭のオカシイ奴が30年余りの人生で感じた、
頭のオカシイって事の話をしたいと思います。
まぁまともな人間の話では無いので、
軽く聞き流して下さい。
~脳治療のはじまり~
私の脳は完全に欠陥品でした。
「まともに動いてくれない」
という表現が正しいかと思います。
みなさんは少し先の未来の事を考えられますか?
私には出来ませんでした。
動いてくれないんですよ。
周りに霧がかかったような状態で、
人の話や物を認識するのも一苦労でした。
でも・・・お医者さんが
「普通の学校に行っても良いですけど・・」
なんて事を言ったものですから、
両親は「普通の学校」に進む事を選んだそうです。
で・・・・・学校は地獄でした。
「みんなの当たり前」が私には出来ないのです。
まず先生の指示や話が全く理解出来ないのです。
・・・・まぁ例えばこんな感じになります・・・。
先生がこんな指示を出します。
私は話を理解していません。
指で指された方向にただ歩き出します
歩きだすと周囲の霧が濃くなっていきます。
(目の前に何かある?なんだろう?)
(・・・・・・????)
わからない。
そもそも自分がイマ何をしているのかわからない。
その場に立ち尽くして、
別のことを考え始めます・・・・・・・
再度指示を出されても、
私は話を理解していません。
(怒られた!!!!)
私は焦ります。
一生懸命考えます。
思い出せない、わかっているハズなのに。
わからないのです。
こうして・・・・
よくわからないうちに
何もかもが終わってしまうのです。
これは例え話ですが・・・・・
大体がこんな状況で、
先生の言っている事が全く理解できないので、
もちろんテストは全て白紙で提出していました。
文字を目で見るだけでも辛かった。
そんな私に対して、
母は懸命に勉強を教えよう・・・
として・・・・いたんですが・・・・
やっぱり何を言われても、
全く理解出来ないのです。
勉強だけじゃありません、
親の言っている事が殆ど理解出来ないのです。
母は焦ったんだと思います。
(この子はまともじゃない・・・)
なんてね?
まぁそれは焦る・・・焦る・・・・
・・・・・・その結果、
母は私への教育をそうそうに諦めました。
で、言葉の代わりに暴力を振るうようになったのです。
(コイツは口で言ってもわからない)
そういうシンプルな結論に達したのでしょう。
暴力・・・・・
母のヒステリーは日に日に増すばかりでした。
汚い言葉を吐いて、
食器や家具等に当たり散らすのです。
そして何かにつけて
言葉より先にバシバシと手を出してくるのです。
これで家庭が崩壊します。
父が母に耐えかねて
家に帰らなくなったのです。
そして・・・感情の不足分を補うためなのか、
父は霊やスピリチュアルな力を求め始めました。
・・・人を集めて・・なんと言いますか・・
・・・・まぁやめておきましょう。
いくつになっても子は父を誇りたいモノなのです。
父もちょっと特殊な人だったのです。
前にお話しましたが・・・・
これは私の最初の婚約者の家庭とそっくりなのです。
教養が無いゆえに、
暴力で周囲の人を従わせようとする人。
何も無い自分を「特別」だと思いたいがために
霊や超能力に傾倒する人。
貧困層の思考回路は、
みなどこか似通っているのかもしれません。
まぁ母は晩年錯乱して
記憶がスッポリ抜けていたようでしたけれども。
・・・・病気でツライのは自分自身だけではありません。
家族にも大きな負担がかかるのです。
そして・・・・・・
一人の大病が家族を崩壊させる事もあるのです。
これは・・・・
私自身の個人的な出来事に対する
個人的な意見ですけど、
「障害があるかも」とわかった時点で、
「無理に産んでくれなくても良かった」そう思っていました。
そこまで周りに迷惑をかけてまで
「生まれてきたい」とは思いません。
私を殺して,
次の子に期待をかければ良かったと思います。
死よりもツライ事がこの世界には沢山あるのです。
よくドラマで言うように
「それでも産んでくれてありがとう」
というような気持ちもあったのですが・・・・
気持ちは複雑です。
なにせ、ここは地獄なのですから・・・・
そして時は流れ・・・・・
警察官をクビになる時、
私は「自分がオカシイ」と自覚させられたのです。
上司である教官達は私を辞めさせる為に、
私のオカシイ所を一つ一つ
ストレートに教えてくれたのです。
もちろん脳の病気の事も指摘されました。
「オマエの頭は病気だ」と
(自分がオカシイのは脳の病気のせいなのか?)
しかし脳の病気のせいだと思いたくはありませんでした。
怖かったのです・・・・だってそれは・・・・
自分の致命的な欠陥を認める事になるからです。
幼少の頃に病院に行った時の事を思い出します。
看護士さん達が私を取り囲んでこう言うのです。
「ちゃんと喋れるの?すごいね!」
「真っ直ぐ歩けるんだね?すごいね!」
すごくどうでも良い
当たり前の事をするだけで、
みんながスゴイ・・・スゴイと私を褒めるのです。
私と「普通の人」との間には、
一体どれ程の差があるのだろうか?
もうあまりに極端な差があるので、
考えるだけムダのように思えました。
まぁなんにせよ・・・・
警察官をクビになってから、
数え切れないほどの欠点の改善が必要とわかりました。
そして・・・・
やはり脳の病気とも
向き合わなければならなかったのです。
しかしある日・・・
私は脳の治療法を思いついてしまったのです!
それは今から十数年前のこと・・・・
警察官をクビになった18歳の私は、
ショックで鬱だとかなんだかで
ゾンビ状態になっておりました。
(脳の病気も関係あるのかもしれませんが)
記憶が飛んだり深夜徘徊をしたり。
奇声を上げたり鳴いたり喚いたり。
なんだかよくわからない生き物になっていました。
そのせいで何度か死にかけたのですが・・・・・
ある日、道路に飛び出して
車に轢かれそうになった時・・・・
この瞬間!
閃いたのです!!
・・・脳の障害を治す方法を☆
つづけ
つづきだよ