【無職日記】先日カツアゲにあった話

 

数日前、

一月ほど放浪した沖縄の旅を一時止め、

私は「とある都会の中心街」を彷徨っておりました。

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と、いうのも

 

この無職に、

とあるメディアでの「地方取材の仕事」が入ったからです。

無職無収入ゆえ、単発でもこういう仕事は非常にありがたい。

 

街中をフラフラ彷徨っていると、

突然、色の黒い小柄な男性が目の前に立ちふさがりました。

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歳は20歳そこそこだろうか?

その表情はなぜか、ニヤニヤと妙な笑顔を作っている。

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そしてよく見ると日本人では無い、

どこの国の人だろうか?

 

昔、数ヶ月共同生活をした中東人達を思い出しましたが、

いや・・・・・でも少し雰囲気が違う?ような気がする。

 

「何か御用ですか?」と私が言う前に、

 

彼は手作りのボードをサッと目の前に掲げてきました。

「恵まれない子供たちに募金をお願いします」

そんなような事がボードに書かれていました。

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募金??

 

一瞬パッと見せられただけなので

ハッキリと内容が見えませんでした。

 

一瞬そんなボードだけそれを見せると、

次に外国人の若者は「ん!ん!」と言って

 

数枚の写真を取り出して1枚1枚

「紙芝居」のように見せ始めました。

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日本語が喋れないのだろうか?

 

写真は・・・・

アジアのどこかだろうか?

貧しそうな子供たちがゴミ拾い?みたいな事をしている?

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その写真も、パッパッとめくるのがあまりに早すぎて、

ハッキリ見えない。

 

言葉での解説も一切無い。

 

若者は一通りの写真を見せ終わると、

今度は手帳をとりだして私に突きつけてくる。

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ローマ字?で書かれた名前?と金額?が書かれている。

 

🔻こんな感じで

手書きで書かれた名前と金額の表がズラリ

 

 名前?   寄付金額?

onakasuita        ❘ 1000

gohantabetai    ❘ 1000

hatenaburogu   ❘ 1000

yakinikutabet    ❘ 1000

 

※名前は適当だよ

 

その若者は聞き取りにくいカタコトで

「ボキンボキン!」

「カイテ?」と言ってペンと手帳をグイグイ押し付けてくる。

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これは・・なるほど

ここに名前と金額を書いて、

「1000円くらい寄付しろ」って事か・・・・

 

しかし私は無職。

(1000円はさすがに痛いなぁ・・・)

と思いつつ、

ついつい、ペンと手帳を手に取りそうになったのですが・・

 

そこでハッ!と気づく。

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(コレおかしいぞ?)(募金とかじゃないぞ?)

これは新手のカツアゲだ・・

 

(断らなければ・・・・・)

 

私は英語など全くしゃべれないので

「ビンボー!ビンボー!」

と必死に貧しいアピールをしました。

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ビンボーは事実。

 

しかし私が必死に断ると、

ドンドンお兄さんの表情が曇っていく。

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イライラしているのだろう。

いやぁ・・・これがけっこー怖い顔をするんですよ。

 

どうやら、

私の「人を不愉快にさせる能力」が発動してしまったようだ。 

 

数秒間・・・沈黙が続きました・・・・。

 

すると突然!

 

 

四方から色の黒い大柄な男性達が現れ、

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私はボコボコにされ、

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サイフを奪われてしまった!!

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みたいな妄想をこの沈黙の間ずっとしておりました。

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こういう状況だと、

悪い状況ばかり考えてしまう・・・。

 

 

そもそも、

このお兄さんが一人だとは限らないのです。

 

続く沈黙・・・。

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しかしお兄さんは、

数秒間の沈黙の後、

私をジロッと睨みつけて、

「オッケー」と言ってどこかへ行ってしまいました。

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心底ホッとする。

 

去り際のお兄さんの表情には

最初に見せた笑顔は全くありません。

 

わずか・・・・・数分間の出来事でした。

 

去っていくお兄さんの背中を見ながら

なぜか色んな事を考えさせられました。

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彼はナゼこんな事をしているのだろうか?とか

貧しい子供がいるのは本当なんじゃないか?とか

ケガや病気で働けない理由があるのではないか?とか

なら1000円くらいあげても良かったのではないか?とか

まぁ・・・・などなど・・・・。

 

 

すごく考えてしまう。

 

 

そしてなぜか「真っ当に生きられない」

このお兄さんに自分の境遇を重ねてしまいました。

 

私もカラダを壊し、会社をクビになり、

2年近くも真っ当じゃない無職の生活をしてしまいました。

リハビリが一段落したら沖縄への移住も決まっています。

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沖縄へ移住したら、

 

真っ当に働いて、

真っ当にお金を稼いで

真っ当に暮らす。

 

一般的には「普通」「当たり前」と言われる生活に

何とか私も戻らなければいけません。

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でも「普通」って普通じゃ出来ない事ですよね・・・。

 

お金に困ったとしても、

このお兄さんのように、

「人の道から外れる事」だけはもうしたくない。

 

最初にお話した通り、

最近少しだけお仕事を頂けるようになりました。

 

まだまだ真っ当な生活には程遠いのですが・・・・

・・・またここから真っ当に頑張りたいと思います。

 

ちゃんちゃん

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