暴力や暴言『過酷な環境』が一流を作り出すのか?

最近、映画『セッション』を何度も見返しています。

19歳の音大生アンドリューが一流のドラマーを目指すお話しですね。

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ネタバレはしません。

ただ・・実はこの作品の中で「一つ気になるセリフ」がありました。

 

主人公アンドリューの師であるフレッチャーが、

こんなセリフを言っていたのです・・・。

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「チャーリーパーカーはシンバルを投げつけられたから、

 一流のサックス奏者になれた」と・・・・・。

 

あーこれつまり・・・

チャーリーパーカーという伝説的サックス奏者は、

十代の頃、とあるジャムセッションに飛び入り参加して、

クソみたいな演奏をしたせいで、

「共演者にシンバルを投げつけられた」そうなのです。

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そこで笑いものになったチャーリーパーカーは、

その屈辱をバネに練習に打ち込んだからこそ、

一流のサックス奏者になれた・・・・という話なのです。

(フレッチャーの談)

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これはフレッチャー自身が行っている、

生徒への『シゴキ』とも言える、

強烈で、過剰な教育方針を肯定する為に、

このチャーリーパーカーの話を引き合いに出したのです。

 

フレッチャーは、

生徒に凄まじい暴言を吐き、

時にイスを投げつけ、

生徒にバシバシ暴力を振るいます。

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それも全て・・・・

チャーリーパーカーのような一流の奏者を生み出すためなのだと。

そしてそれを誰も理解してくれていないと・・・・

そう嘆いていました。

 

理不尽にも思える厳しい指導

そして過酷な環境こそが一流の人間を作る。

 

そういうような事を言いたかったのだと思います。

 

これ・・・どう思われますか?

 

とても面白い映画なので、

見ていない人は是非見てみて下さい。

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で・・・・

「チャーリーパーカーはシンバルを投げつけられたから、

 一流のサックス奏者になれた」というセリフを聞いて、

 

私も職場で厳しい指導に合った事を思い出しました。

 

上司や先輩は無理難題を突きつけて、

「これをやったら度胸がつくぞ!」とか

「営業が強くなるぞ!」

 

フレッチャーが言うように、

厳しい指導過酷な環境を乗り越えれば、

強く成長するのだと私に言うのです。

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「駅前で警察が来るまで社訓を叫べ!」

と言われた時もそうでした。

 

いやぁ、特に面白い話ではありません。

文字通り駅前で社訓を大声で叫ぶだけです。

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警察が・・・来るまで・・・。

 

でもこんなものは、ただの「パワハラ」です。

度胸はつくかもしれませんが、

ここから一流の人間が生まれるとは・・とても思えません。

 

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あとは

「社員30人を全員笑わせろ」

と無茶振りをされた事もありました。

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🔻この話はコチラで記事にしましたね。読まなくても大丈夫です。

重度のコミュ障で新入社員の私は、

突然、社長から

「目の前に無表情で座る30人の社員を笑わせろ」

と言われたのです。

 

そして「それが出来るまで帰らせない」・・・と

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モチロンこんな「クソブラック企業」ド汚いやり方

肯定するつもりは全くありません。

 

そしてブラック企業の過酷な状況を乗り越えても、

私がチャーリーパーカーのようになれるハズもありませんが・・

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こういう厳しい指導過酷な環境で成長出来たのか?

と聞かれれば・・・私は「YES」と答えます。

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むしろ、こういった過酷な経験がなければ、

私を長年苦しめた重度のコミュ障は治らず、

きっと未だに人とまともに喋る事も出来ず、

ひたすら一人で世を恨み、塞ぎ込んでいたと思います。

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いや・・・・・とっくに死んでいたかもしれません。

 

婚約破棄をされた時、

頸椎を曲げて会社をクビになった時、

そんなツライ時にも・・

これまであったブラック企業の過酷な状況を思い出して、

自分を励ますのです。

 

「あの時もやりきったじゃないか?」

今度だって大丈夫さ」ってね・・・・・

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いま望まずして、

「厳しい環境」

「厳しい状況」にいて

そこから逃れられない人も多い事でしょう。

 

でも過酷な経験がいつかどこかで、

何かの糧になる時が来ると思います。

 

もしかしたら本当にチャーリーパーカーのように

偉大な人物になれる人も出てくるかもしれません。

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どうせやるなら・・・前向きに考えましょう。

 

でも・・・逃げたければ逃げたって良いとも思いますよ!

 

だって・・・チャーリーパーカーのように

偉大な人物になる必要なんて・・・どこにも無いのですから。

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