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警察官クビになってからブログ

ダークファンタジーブログ

女性不信の私が「女だらけの部署」に幽閉された話②

 

🔻この記事の続きになります。

www.keikubi.com

 

私は毎日必死でテレアポに熱中しました。

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もしも、今月結果が出なければ、

来月には会社を追い出されるかもしれないのです!

 

(1分1秒でも時間が惜しい・・・)

 

私がリストを見ながら次々に電話をかけていると、

突然後ろから声をかけられました。

 

「がんばってるね?」

 

そう声をかけてきたのは、

アポイター部署を管理している「ザキさん」でした。

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ザキさんは非常に温厚な人

いつもニコニコ笑っています。

 

いつも何かをするわけでも、言うわけでもなく、

「まぁ適当にやればいいから!ハハハッ!」

とか何とか言って、一番奥の窓際にある自分の席に戻ります。

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彼は人柄は良いのですが・・・・全く仕事をしません。

 

いつもパソコンに向かって真剣な表情で

「うーん、参ったなぁ・・」

とか何とか言いながら何かをしていますが、

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実はやっているのは「オンラインゲーム」だと、誰もが知っていました。

(確かマージャン)

 

私がアポインターとして、

この女性だらけのアポイント部署に幽閉されてから、

はや数日・・・・・・・・・。

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右も左もわからない、私に対して

アポインターとしての「研修」などは、一切行われていませんでした。

 

雑すぎじゃありませんか!!

 

管理者であるザキさんからは

「この紙に書いてある通りに喋るだけでいいから!」

と紙切れをバンッ!と一枚渡されて、それで終わりでした。

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(ああ・・・期待されてないんだなぁ)

とその時改めて、自分の置かれている状況を理解しました。

 

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私に頼れる人はここにはいません。

 

「テレアポなんてした事ありません!」

なーんて言い訳を聞いてくれる人もいません。

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自分の実力で「結果を出す」それ以外に道は無いのです。

 

しかし私には密かに

「自分ならやれるハズ!」という自信もありました。

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なぜなら前職で飛び込み営業を3年間もやり続け、

田舎の小さなブラック企業ではありますが、

その会社で「課長」という役職も頂いていたからです。

 

モチロン飛び込み営業が強かったからこそ「課長」だったのです。

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必死でテレアポをしながら

(テレアポも飛び込み営業も基本は同じハズ!)

 

自分にそう言い聞かせました。

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(でも・・・もしテレアポで全然アポがとれなかったら・・・?)

 

私は怖くてたまりませんでした。

 

(あの必死で飛び込み営業をした3年間がムダだったのではないか?)

そう自分が思ってしまう事が、

怖くて怖くてたまらなかったのです。

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まぁやっぱダメだった

まぁそんなうまい話が世の中あるハズもなく・・・・。

 

1日・・・2日・・・・3日・・・と、

あまりアポがとれない日が続きました。

 

1件位はとれる日がありましたが、

アポインターの中で1位をとるには、

あまりにも程遠い件数でした。

 

家に帰り、

飛び込み営業時代と同じように、

鏡の前に座って、

自分の声を録音しながら、

毎晩「テレアポトーク」の練習もしました。

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しかし、改めて「自分の喋り」を録音して聞いてみるとわかるのですが、

私は「致命的に喋るのがヘタ」なのです。

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(ヒドイ・・・・・)

 

飛び込み営業を3年間やっていたのにも関わらず・・・・

 

ヘタなのです。

 

これは人生を通して人とまともに喋らない時代が長すぎたせいでしょう。

 

ここ6年余り、必死にコミュ障を治そうと努力してはきましたが、

なかなか難しい問題でした・・・・・。

 

飛び込みの場合は、トーク力が無くても、

お互いの姿が見えるので、

身振り手振り

笑顔といった表情

アイコンタクト

などなど・・・・

トークがヘタでも、それを補える方法は沢山ありました。

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しかし!お互いの顔が見えない「テレアポ」は、

あくまでトーク力だけ」の世界です。

 

それは・・・私の最も苦手とする分野でした。

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(打開策が・・全く思い浮かばない・・)

 

ザキさんのアドバイス

私は就業時間が終わると(だいたい21時位)

ザキさんの動きを観察していました。

ジィーっと。

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ほぼ、ヤケクソでしたが、

ザキさんにテレアポのアドバイスを貰うためです。

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(他に聞ける人もいないし・・・・一応責任者だし・・。)

 

私はザキさんがアポインターさん達を見送った後、

席に戻ったのを見計らって、パッと飛び出しました。

 

そして!

ザキさんの前にそっとコーヒーを差し出したのです。

 

袖の下。

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「おっ?サンキュー!」

食いしん坊のザキさんは、ゴクゴクとコーヒーをイッキに飲み干します。

 

(飲んだ!!!!)

 

第一段階はこれで成功だ・・・・。

 

ザキさんがコーヒーを飲み干したのを見計らって、

私は「アポを沢山取る方法を教えてください!」

とザキさんに頼み込みました。

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するとザキさんは

「うん!」と言いながら、

なぜか、カギを机の上にガッチャリと置きました。

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(どういう事だ・・・??)

 

「これね、会社のカギ」

 

(・・・?)

 

「朝の5時からテレアポしよっか?」

 

(えええ・・・・?)

 

強烈なアドバイス?でした。

「アポを増やしたければ、テレアポをする時間を伸ばせ

という事でしょうか?

 

(しかしなるほど・・飛び込み営業と同じだ!

 シンプルイズベスト!!!!

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朝の5時から長時間テレアポをする・・という事は?

 

電話をかける件数が増える!

 

つまり契約件数も増える!!!!

 

そして私のテレアポ力も伸びる!!!

 

(これは・・・良いことづくめじゃないか!?)

 

私はザキさんからカギを受取り、

次の日の早朝から1人でテレアポを行う事にしました。

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でも、今考えると新人に会社のカギを渡すってどうなんだろうか?

あとザキさんは多分「面倒くさいから」

私を適当にあしらっただけ、なのかもしれませんね・・・・。

 

早朝のテレアポ

・・・・出ない!!!!

誰も電話に出ない!!!!!

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ええ・・・・当たり前の話しをしますが・・・・・・

 

朝の5時に電話して出る会社は、

  「ほぼ」ありません。

 

まぁ・・・しかし全くの無意味でもありませんでした。

 

会社のテレアポリストの中でいつも「不在」や「お断り」になっていた

レアなお客さんが早朝なら電話に出てくれる事があったからです。

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中小企業の社長さんなんかは、

早朝に1人で作業してたりする事もあるみたいですね。

 

まぁそんなこんなで、色んな工夫をしながら、

少しづつ・・・ではありますが、

私のアポ件数は地味に増えていきました・・・・。

本当の難題

だいたい夜18時前後になると、

「お疲れ様ですー」と言いながら、

アポインターさん達は全員帰宅してしまいます。

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その日、ザキさんは会議で不在でした。

 

私は知らなかったのですが、

この頃会社が倒産寸前だった事もあって、

頻繁に会議が開かれていたようです。

 

 

私がいつも通り、

みんなが帰った後も1人でテレアポを続けていると

突然、カチッという音と共に部屋の電気が消えたのです。

 

(!?)

 

突然、真っ暗になる部屋

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(あっ・・・・・・)

 

電気系統の故障・・・なんて事はないでしょう。

 

(いや、きっと誰も居ないと勘違いして

 アポインターの誰かが消しちゃったんだろう。)

・・・・・・そう・・・・思う事にしました。

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しかし、何か「不穏な空気」を感じずにはいられませんでした。

 

アポインター部署のミーティング

2週間に1度位の割合で、

アポインター部署でもミーティングが開かれます。

 

私がアポイター部署に移動してから、はや一ヶ月

まだまともな会話は一度もしてはいませんでしたが・・・・

 

(何となくこの部署にも馴染んできたかな?)

と個人的には感じておりました。(個人的には)

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しかし・・・・・・・・・

 

ザキさんが、

「職場環境を良くするために、何か意見のある人はいますか?」

 

とみんなに聞いた所、

私の「右隣の席の女子大生」がピンッと手を上げて、こう言いました。

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男性のアポインターがいると、

 圧迫感があって集中出来ません!」

 

まさかのピンポイント攻撃!!!

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(ぐぐぐ・・表現がストレートすぎるッ・・!!!)

 

つづく

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