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警察官クビになってからブログ

クソ人生の人へ「ダークファンタジー」

婚約者が「新興宗教の教祖」だった話③完結

恋愛の話

 

🔻この話の最初の記事です


🔻コチラの記事の続きになります


私の元婚約者のお母様は

自分の「男性と遊びたい」という「欲求」を開放して

さらに、イジメられていた「過去のトラウマ」と向き合う事により

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人の「前世を見るチカラ」に目覚めたそうです。

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そして、お母様は

悩める人々を救うべく、救済活動に乗り出しました。

 

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当時の信者は「10名前後」だったと聞いています。

 

信者はどこで集めたのか?

 

お母様が「女性向けの健康食品」の営業で獲得した

顧客の一部がそのまま「信者」になったようです。

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そもそも「お母様から健康食品を買ってしまった人達」

騙されやすい「超優良ユーザー」のハズですから、

 

一度騙される人は二度でも三度でも騙されてしまうのです・・・。

 

日曜日になると「10数名」の人々が

 

お母様の自宅であるボロボロの民家に集まり

 私の元婚約者とお母様を「救いの主」と崇めていたそうです。

 

娘にも「不思議なチカラ」が宿っていたことに気がつくエピソードも聞かされましたが、またいつか・・・いや、それはもう話さなくても良いでしょう・・・。

 

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誰もが、お母様と私の元婚約者による

「なんちゃら前世セラピー」に夢中だったようです。 

(すいません名前忘れました)

 

そして私もそのセラピーを受ける事になってしまいます・・・。

 

おかしな親子

日曜日の朝、目を覚ますと

なぜか、カラダが動きませんでした。

(なんだろう・・・疲れているのかな?)

 

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と一瞬思いましたが、すぐに自分の状況に気が付きました。

両手足がタオル?とガムテープで縛られているのです。

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(あああ・・・これは・・・・???)

 

頭の上から

「あ、起きた?」と彼女の声がします。

 

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横にはなぜかお母様がいます。

わけがわかりません。

 

すると彼女が 

「今から、なんちゃら前世セラピーをしてあげるからね?」

と言いました。

 

お母様は何も喋らず、優しく微笑んでいます。

 

そういえば昨日の夜、

「会社を辞める辞めない」

の言い争いをした時に

 

「なんちゃら前世セラピーを受けないと別れる!」

 

とか言ってたなぁ・・と私は思い出しました。

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前日の夜

私にどうしても転職して欲しかった彼女は

言い争いの末

「あんなブラック企業に残り続けるのはおかしい!」

と言い出しだしたのです。(それは確かに)

 

そしてさらに彼女は涙をこぼしながら

「きっと前世で何かあったんだよ・・・・」

と言い出したのです。

 

(前世って・・・・・)

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飛び込み営業の仕事で

とにかく疲れていた私は、

 

泣いている彼女をなだめると

フトンに入って

そのままグッスリ寝てしまいました・・・・。

 

そして朝起きたらこの状況です。

 

(相変わらずおかしい・・・・どういう理屈なのだろうか)

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ですが、私は

もうこういう状況に慣れていました。

 

先日は、突然彼女に

バリカンで

頭をボコボコに刈り上げられたばかりですし・・・。

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包丁を投げられた時は「死」を覚悟しましたf:id:Haruosan:20161231080531p:plain

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この人達に常識は通用しないのです。

 

こんな状況でも・・・・

わたしはされるがままでになっており、

ため息さえも出ませんでした。

「前世」を見るなんちゃらセラピーを受けてみた

セラピーを始めると

お母様と彼女は私の横に立ち

何か「祈って?いました」

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それをジッと見つめていると

 

「目をつぶるように」と言われました。

 

モチロン、こんな状況で逆らったりはしません。

 

一刻も早く終わらせるために

私は素直に言われた通り、セラピーを受け続けます。

 

(・・・・・・・・・・・・・・)

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お母様は私に向かって

 

「あなたは今、深い海の底にいます」とか

「光が見えます」とか言ってた気がします。

 

テキトーに「見えます!」

とか答えた気がします。

 

これは催眠術みたいなモノなのでしょうか?

 

私は仕事で疲れ切っていたので

もう、眠くて眠くてたまりませんでした。

(我慢出来ずに、途中でウトウトしていました。)

 

突然

「今何が見える?」と聞かれたりするので

私は慌てて

「森が見えます!」とか適当なことを答えていました。

 

私には何も見えませんでした。

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個人的な感想ですが

お母様のその質問は

ただ適当に意味深な言葉を羅列しているだけに聞こえました。

 

そして、質問?が終わると

お母様は「やっぱりね・・・」

と意味深に呟きました。

 

(早く終わらないかな・・・)

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そして

「もう起きていいよ」と言われたので

 

目を開けると、彼女が私の拘束を解いてくれました。

 

彼女はタオルとガムテープを解きながら

「ごめんね、拒否反応が出るかもしれなかったから・・・」

 と言っていました。

 

(???????)

 

お母様は私を見つめて、ジッと黙っています。

そして意味深な間を長々と開けてきます・・・・・。

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たぶんこれは

当時流行っていた占い師のマネだったんだと思います。

 

私は内心もう

完全にインチキと決めつけていたので

気持ちが冷めきっていました。

 

(これに騙される人がいるのだろうか?)

 

すると、お母様が重そうに口を開いて

 

こう言いました。

 

「あんた、前世は海賊の娼婦だったね!」

 

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・・・・・・笑えもしません。

 

「えっ!?そうなんですか?」

と予め準備していた、驚いたリアクションをとります。

 

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お母様も彼女もニヤニヤして何だか嬉しそうです。

 

そして、その解説をしてきます

(すいません、内容をさっぱり覚えていません)

 

前世の私は「海賊に海に突き落とされて死んだ」

という所だけ覚えています。

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(うーん・・・)

 

※ちなみに私の同僚のマサさんは前世「海賊」だそうです。

 元婚約者が夢で見たそうです。

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とにかく二人が満足しているようなので

内心ホッとします。

 

そして最後に彼女が手をあげてお祈り?

のような事をしてきました。

 

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どうやら、これがメインイベントのようです。

 

5分くらいたっただろうか?

 

するとお母様が

「どう?心がスッとしたろ!?」

と聞いてきたので

 

私は

「ハイッ!!」

と元気よく返事をしておきました。

 

※本当はコレにも順序があって、継続してやると言われていたのですが

多忙だったのと、彼女の浮気が発覚したおかげで、私はコレ1回だけしか受けていません。

 

二人のチカラが本当かどうか?

なんて事は、私にはどうでも良いことでした。

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彼女の機嫌が良くなれば、私はそれで良かったのですから・・・・。

 

二人のなんちゃら前世セラピー 

ちなみに信者達からは

ちゃんとお金を徴収していました。

 

このセラピーは

1回(1時間)「5000円前後」

延長するとまた「数千円」とっていた、と聞いた覚えがあります。

 

あと、何か「開運グッズ?」を売っていたようです。

 

お母様は「ものすごく良心的な値段だった」と言っていましたが

 

確かに・・・安・・・いや、安いだろうか???

ちょっと、そういう情報に疎い私には判断が出来かねます・・・・。

 

小さな宗教の末路

結局、お母様の作り出した「宗教」は失敗に終わります。

会社の顧客を信者に引き入れていた事

会社にバレてしまったからです。

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お母様は、月収50万円という破格の待遇を受けていた会社から

「解雇」を言い渡されてしまいます。

 

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ちなみに、会社にバレた原因は

信者のご主人が会社に告発した事でした。

 

奥さんの様子がおかしい事に気がついたご主人が、

深夜に出かける奥さんの後を、

コッソリあとをつけてきたそうなのです。

 

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お母様の家に入った妻を見て

 

(これは浮気に違いない!)

 

と思ったそうなのです。

 

そして、後日

奥さんを問い詰めると、この宗教の存在が発覚し

会社に告発される流れになったワケです。

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お母様はこの話しを

大笑いしながら私に話して聞かせてくれました。

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そして強気にこう言います。

 

「まぁでも会社を辞めさせられても、

本業(宗教)で食べていけるんだから!」

 

「どうって事無いんだけどね!」と・・・・。

 

そう言っていましたが・・・・

私と彼女が付き合っていた時には

信者は2人?位になっていたと思います。

 

たまーに、家に来るのを見た事があります。

 

しかし、それで食べていけるような状態では無かったハズです。

 

現にお母様は

飲食店のパートをしながら生活していましたから・・・・。

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宗教を作って生活をしよう、なんていうのは

夢のような話しだったハズです。

小さな宗教

私は「宗教」と言っていますが、

お母様は一応

自分の事を「なんちゃらカンセラー」と言っていました。

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しかし、一度「信者」(お客さん)のカウンセリング?

を隣の部屋で聞いていましたが、

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とてもカウンセリングには聞こえませんでした。

 

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まず、お母様と彼女の二人で

お客さんの悩みを聞き始めます。

 

~50分程経過~

ここで突然

お母様が「キレ」ました。

 

とにかくお客さん?

に罵声を浴びせます。

 

「それはオマエが悪い!」

「いい加減にしろ!」

「お前はどうしようも無いヤツだ!」

 

彼女も一緒になって煽り立てている様子です。 

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そんな内容で

トコトン相手を侮辱し続けます。

 

そしてバチン!

 

という音が聞こえました。

 

おそらくお母様が信者の女性を殴ったのでしょう。

 

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そして

「うっうっ・・・」

という泣き声が部屋から聞こえます・・・・。

 

殴られた信者の人の声だろうか?

と、そう思いました。

 

しかし、

泣き声は3人分聞こえてきます・・・・。

 

(えええ・・・・)

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そして泣き声が止むと

「一緒に頑張りましょう!」

という声が聞こえました。

 

「がんばりましょう・・・」

「がんばりましょう・・・・」

 

何か3人で慰めあっているようです・・・。

これがカウンセリングなのでしょうか?

 

そもそも信者の人は私のお母様と彼女のことを

「◯◯様」

と様付けで呼んでいます。

 

そして玄関を出る時に

頭を地面にこすり付けて

「ありがとうございました!!」と言って帰っていきます。

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これは・・・・何なのでしょうか?

 

私には「宗教」のように思えました。

 

ただ、信者の方がセラピーを受けに来ても

前世を見る儀式は1回やるだけみたいです・・・・

 

あとは「根性論」みたいな説教をしているだけのようですが・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いや、この宗教と信者の事なんて考えるだけムダでしたね。

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この世界は不思議な事で溢れています。

でも、特に深く考える必要のない事も沢山あると思います。

 

私にとっては、この話がその一つだと思えてきました。

 

本当はもっと書くべき事が沢山あったのですが、

とりあえず、この話はここで終わらせて下さい。

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 さいごに

 お母様は自分の中にある劣等感を

「自分には特別なチカラがある」

と思い込む事で誤魔化していたのだと思います。

 

現実世界では

「地位」

「名誉」

「学歴」

「年収」

「資産」

「容姿」

といったモノで日々、比べ合いが行われています。

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しかし、霊感」「前世が見える」という

不思議なチカラの存在を示す事で

そういう「比べ合い」から外れられるように思うのでしょう。

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しかし、それは結局

そういう劣等感に囚われ続けているだけなのだと思います。

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これはただの現実逃避で、何の解決にもなっていないのです・・。

 

今思えば、私の元婚約者はお母様のコピーのような存在でした。

 

私によく

「お母さんの為にも、私が成功しなきゃ!」

と言っていました。

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お母様も自分の人生を娘に託したつもりでいたのでしょう。

だからこそ娘を自分の宗教の教祖のような位置に置いていたのだと思います。

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これさえも、お母様の現実逃避の一部のように思えます。

 

お母様の人生が悲惨なモノだとして、

娘が成功する事で、その人生は幸福なモノに変わるのでしょうか?

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彼女は現在

初老の公務員男性と結婚して「専業主婦」をしているそうです。

 

彼女は成功する事を諦めたのでしょうか?

二人の人生は明るいモノになったのでしょうか?

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彼女達が「不思議なチカラ」に頼らずに

今幸せになっている事を願っています。

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