警察官クビになってからブログ

ダークファンタジーブログだよ

超ブラック企業の「新年会」で披露した巨乳オリンピックの話

私は新年会で「30人全員を笑わせる」という罰ゲームを再度行う事になってしまいました。

 

?一応この記事の続きです。

悪夢の再来!「無表情で座る30人の社員」

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忘年会が盛り上がってきた頃、

社長が軽い口調で言います。

「じゃ!忘年会のリベンジしてもらおっか!」

そう言いながら社長が、私をみんなの前に引っ張り出します。

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私はすでに足が震えてうまく歩けません・・・。

 

前に出てきた私を見て

みんな「嫌そうな顔」をしていました。

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どうせまたダメなんだろ?

なんかカワイソウだし見てられない

つまんないのにやらせるなよ・・・

 

そんなイライラした30人の突き刺すような視線が私に向けられます。

 

みんなの目の前に立つとゾクッとします。

なんだか忘年会の時よりもアウェイ感が増している・・・?

 

そして社長がニコニコしながら「じゃあ、スタート!」と言うと

「30人笑わせるまで絶対に終わらない罰ゲーム」が始まりました。

 

さっきまでワイワイ飲み会していたみんなの表情が、

イッキに無表情に変わる。

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音楽も止められ、社内は静まり返る。

 

あまりのプレッシャーに何だか目眩がしてきました・・・。

 

しかし今回は忘年会の時とは違う!!!

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私は呼吸を整えながら、急いで自分の用意したネタを始めた。

 

笑いとは?面白いとは何なのか?

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私は忘年会の失敗から、

毎日バラエティ番組やコントを食い入るように見て勉強していました。

彼らは本当に「面白い」

面白いから多くの人に愛され、それだけで生活出来ているのだ。

いざ「自分がそれをやろう」と意識して見ると、

彼らの笑いのレベルの高さと魅力に圧倒されてしまいました・・・・。

私はつまらない人間です

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本当につまらないんです。

現に友達もおらず、20歳を過ぎても彼女も出来たことがありませんでした。

生まれてこの方「誕生日を誰かに祝われた経験すらありませんでした。」

 

学生時代は本を読むフリをして友だちがいないのを誤魔化していましたし

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警察をクビになったのも私が「つまらない」事が大きな原因の一つと言えるでしょう。

 

私の人生を変えるには「面白くなる事」が必要なのではないか?

沢山のファンから愛される芸人さん達を見て、そう思うようになっていました。

 

どうやって30人を笑わせるのか?

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試しに「芸人さんのネタ」を録音しながらやってみました。

そして録音した自分のネタを聞いてみるとビックリしました。

 

つまらない・・・いや気持ち悪い

 

そもそも「カツゼツ」が悪すぎて自分で何を言っているのか聞き取れません。

さらに途中で自分のネタで笑ってしまい「フフッ」と入る声に吐き気がします。

 

これでは面白いどころか「嫌悪感」しか感じません。

 

(これが・・・自分?)

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20数年間友達も彼女もいなかった自分の本当の正体を見た気がしました。

 

その録音した音声を聞いて何だか涙が出てきました。

 

しかし、泣いている暇はありません!

まずこれで「喋りで笑わせるのは無理だ」という事がとりあえずわかったのですから・・・何か別の方法を考えなければ!

女装してみた

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当時私の好きだったバラエティ番組で

 

「女装したおかしなキャラ」が大変人気な様子でした。

女装か・・・これは良いかもしれない。

喋りで笑わせられない以上、視覚的に笑わせるしかない!

そう思った私は

まず、膨らませた風船を胸に入れてみました

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うん・・・・なるほど、これは悪くないんじゃないか?

風船を胸に入れた姿を見ていると、なかなか滑稽だ

私は手応えを感じました。

よし!これでネタを1個作ってみよう。

従業員モノマネ

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しかし、女装ネタが必ず受けるとは限りません!

何かもっと喋らずに、確実に笑わせる方法は無いのだろうか?

そう考えながら、あるバラエティ番組を見ていると

「こいつ楽屋とか飲み会の時は面白いんすけどね~」という話が耳に入りました。

そうか・・・・身内ネタなら笑いもとりやすいんじゃないか!?

そこで私は従業員の特徴を思い出し

鏡に向かって練習しはじめました。

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30人笑かしの開始

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準備は整っている・・あれだけ練習したんだ大丈夫!自分に言い聞かせます。

そして社長のスタートの合図と同時に私は大声で言った。

「従業員モノマネをします!!!!!」

すると静かに「お~」という驚きの声が聞こえました。

 

私はゴクリと唾を飲み込みました。

はじまったら絶対に間を空けてはいけません!

「まずはタカさんのモノマネから!!!」

※タカさんは頭がモジャモジャの30半ばの強面の先輩です。

いつも会社に出勤すると

「ちゅえぇ~い」という南米にいる鳥の鳴き声みたいな挨拶をするのが特徴でした。

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私は声を振り絞って「ちゅえぇ~い」と叫びました。

 

 

すると・・・・・

 

 

うけた!!!!

 

みんなお腹を抱えて大爆笑している!!!!

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やはり強面だけどみんなから愛されている「タカさん」のモノマネは

受けが良かったようだ・・・1発目という事もあって意表を突けたのでしょう。

これだけで30人のうちの20名位は笑ってくれました。

※数を数えている余裕は無かったので大体です。

 

(やった!!!いける・・いけるぞ!!)私は勇気が湧いてきました。

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笑った人は部屋の隅に移動します。

移動しながらみな口々に

「やるなぁ~」「おもしろかったな~」と褒めてくれます。

嬉しい!!!!

 

しかし、間を開けるわけにはいきません!すぐに次のネタを行います。

残り10名

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私は「続いて・・よしさんのモノマネします!!!」と叫びました。

※よしさんは20代後半の元アパレル店員の先輩です。

何か気まずい状況になると「ふへへーん」とおどけてみせるのが特徴です。

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私は「ふへへーん」と叫びました。

 

・・・・・・・・・・・

 

「ハハ・・」と乾いた笑いが静かなオフィスに響きました。

 

乾いた笑いをしたのは「よしさん本人」でした。

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受けなかった・・・・内心これがモノマネの中では一番面白いのではないか?

 

そう思っていただけにショックは大きかった。

 

そもそも「よしさん」は面白かったのではなく、気まずさで笑ったのだと思います。

そこで笑わないと「よしさんはモノマネをされて怒ってるんじゃないか?」と思われるのがイヤだったのでしょう・・・・。

 

よしさんには申し訳ない事をしてしまいました・・・・。

「残り約9人」

すべるすべる

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そこから立て続けに2回従業員モノマネをしましたが、

 

ほとんど苦笑いしかされませんでした。

 

笑いはやはり厳しい・・・。

 

こうなったら用意していた奥の手を使うしか無い!!!

 

奥の手

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モノマネは出し尽くした!

次のネタをやらなければ!

そう思って次のネタをはじめようとしたその時・・・・

 

なぜか数名がクスクスと笑いはじめました。

(なぜいま笑ったんだ????)わけがわかりません。

私がキョトンとしていると。

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数名の従業員が「お前足!足!」と言いました。

 

え????足???ああ、そうだ!

念のために「お腹と足に顔の絵」を書いておいたのでした。

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ネタに詰まったらそれを見せようと思っていたのです。

 

チラリと見えた足のウラに、顔が書いてあったので偶然それがうけたようです。

足の裏を見せると、他のみんなも釣られて笑い始めます。

(これがそんなに面白いのか・・・・?)

 

なので私は「ああ・・お腹にも書いていました・・・」

 

と言ってお腹に書いた「顔の絵」を見せると

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なぜか会社のみんなが「大爆笑」していました。

(何が面白いのだろうか??私にはわかりませんでした)

 

しかし良かった!これで30名全員が笑った事になるかも・・・・・。

 

笑った人は、次々に立ち上がって部屋の隅に移動していきます。

 

いや・・・・まだいました。

 

まだ私の前に座っている人がいます・・・「社長」です。

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私と社長は一対一で向かい合うことになりました。

そして社長は一言こう言いました

 

「うん、続けて?」

 

(ぐぐぐっ・・・・・)

もうここまで来たらやるしか無い!!

巨乳オリンピック

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私は「ちょっとトイレ行かせて下さい!」と言って

トイレへ行き、風船を膨らませ始めました。

 

そして胸に2つの風船を入れて、急いでみんなの前に戻りました。

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私の姿を見てみんながザワザワしはじめました・・・・。

 

しかし私は怯みません!

 

もはや誰に何を思われようと、私にはどうでも良い事だったのです。

私の目的はただひとつ!社長を笑わせる事だけなのです!!

 

みんなの前に行くと私は大声でこう言いました!

「今から巨乳オリンピックを開催します!!!!」

 

「うぉおおおおお」とナゼか社内で拍手が巻き起こった。

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そして私は次々に巨乳状態でオリンピック種目を披露していきました!

 

巨乳スキー

 

巨乳新体操

 

巨乳レスリング

 

巨乳マラソン

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間髪いれず次々に繰り出すネタに

社内は爆笑の渦に巻き込まれていた。

※下品で申し訳ありません。

 

(うけてる!?やってよかった・・・・)

 

やはり女装だけではインパクトが弱かった・・・

あえて「巨乳」という恥ずかしいネタを加えたのは大正解だったようです。

 

社長は・・・・

 

社長も笑っている!!!

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みんないつまでも大声で笑っていました。

 

やった・・・・・やったんだ・・・・。

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ネタが終わると、社長もみんなも拍手喝采で褒めてくれました。

 

人を笑わせる事がこんなにも楽しいことだったなんて・・・

 

くだらない話なのですが、自分の中で何かが大きく変わったように感じました。

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