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警察官クビになってからブログ

ダークファンタジーブログ

「アイハブアペン」も書けなかった私が公務員試験に受かった話

 18年間全く勉強をしてこなかった私が公務員試験に受かった時の話です。私の学力は「ギリギリ文字が書ける」という最低レベルでした。しかし一人の先生が熱心に指導してくれた事で半年ほどで学力がイッキに上がっていきました、今回はそんな公務員試験のお話です。

公務員ブームの到来!安定を求める学生たち

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私が高校生の時は就職氷河期真っ只中でした。

みんな安定を求めており、特別に放課後に行われる公務員試験対策クラスは40人近くの大盛況でした・・・。

もちろん私も子供の頃からの夢だった警察官になる為に張り切って参加していました。

しかし頭の悪い私は、このあたりで初めて公務員試験に挑む事の難しさに気づいたのです・・・・。

高校3年生当時の私の学力はヤバイ

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「公務員試験に受かる位だから、それなりに勉強が出来たんじゃないのか?」と思われるでしょうが間違いです、私がどれだけヤバかったのかをまとめました。

  • 分数もわからない掛け算割り算までが限界
  • 英語はアイハブアペンも書けない
  • 東京は大阪のあたりにあると思ってた
  • というか全教科壊滅状態、得意科目ナシ

うーん、これを見ただけでも私が本物のバカだったという事がわかって頂けると思います。

何か勉強障害?のようなモノを持っていたのかもしれません。

なんでそんなに勉強が出来なかったのか?

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私の周りが超絶ゆとり教育だったからです。

では、私のいた高校のゆとりっぷりをテストを例にあげて紹介します。

  • 教科書持ち込みOK
  • カンニングOK
  • 半分位は先生が答えを読み上げてくれる
  • そもそも点数が悪くても先生が手を加えてくれる

とまぁ、異常なまでの「ゆとり教育」でした。

ちなみに私の成績はそんな地元の最底辺高校の学年で下から3番目位の成績でしたから、私は恐ろしいゆとりモンスターだったのです。

わりと偉大な先生との出会い

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クソみたいな学力の私が公務員試験に合格出来たのは、全て公務員試験対策クラスの先生のおかげでした。

先生は私の学力の低さを見て強烈なショックを受けていました。笑

※ノートに文字を書くことすら困難な状態でした。

まず、先生は分数もわからない私に対して「小学校の算数まとめ」のような本を用意してくれました。(最低限の計算力はつけろと)

周りのみんなが高度な勉強をしている中で、私はクラスの隅っこで一人「小学校の算数ドリル」から公務員試験勉強をはじめたのです。

恥ずかしいし、本当に気の遠くなるような話だったと思います。

でもどうしても警察官になりたかった私は、何年かかっても警察官になると心に決めていました。

先生の神がかった教育指導

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先生は大変賢くて優しい人でした。

私は自分の学力を正直に話し、警察官になりたい事を先生に伝えました。

すると先生は、私の学力でも必ず公務員試験に合格出来る事を力説してくれました。

全教科壊滅的な点数をとっている私に対してです・・・。

では、先生が必ず合格出来ると言った理由をまとめてみました。

  • 合格には50点中20点とれれば良いダケ
  • だから英語や数学がわからなくても問題無い
  • 得意科目を作ってそこだけ確実にとれば良い
  • 公務員試験は過去問をそのまま出す、過去問を徹底的にやるダケ
  • SPIと作文の練習は毎日欠かさずやれば必ず上達する

との事でした。

単細胞な私は、これを聞いて「超絶やる気になりました」

それから授業が終わると、毎日のように先生に勉強を教えてもらう事になりました。

勉強は浅く学ばず深く学べ

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18年間勉強をしてこなかった私の勉強アレルギーは相当なものでした。

机に座るのも、ペンを持つのも、文字を書くのも困難な状態でした。

もちろん何も頭に入ってきません。笑

そんな異常な状態を見て、先生は「覚えることがあったら、遠回りでも深く勉強してみなさい」とアドバイスをくれました。

それから公務員試験で出る「歴史」や「絵画」「地理」などの教科を図書館で無駄な部分までたくさん調べるようになりました。

すると、深く学ぶことで勉強が面白く、鮮明に記憶に残るようになったのです。

単純な話ですが、私の世界観がいっきに変わったアドバイスでした。

わからなければ考えずにエンピツを転がそう

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試験の直前に先生はこんな話をしてくれました。

ある大学生集団と幼稚園児の集団に公務員試験を行わせた所、幼稚園児集団の方が成績が良かった、という話です。

先生は付け加えて「適当にエンピツを転がした方が問題に迷わされないから点数が良くなるのかもねー」と言っていました。

今思うとこれは先生の作り話だったのかもしれません。

どうしても異常な学力の低さから英語や数学等の教科を捨てざる負えなかった私への励ましだったのでしょう。

もちろん私はピンポイントで勉強した教科以外はエンピツを転がす事にしました。笑

しかし時間の限られた公務員試験で「わからない問題は中途半端に考えない」というのは効率が良かったのかもしれません。

たったひとりの合格者

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全ての試験が終わってみると、40人ほどいた公務員試験対策のクラスで合格したのは私ただ一人でした。

他の人がなぜ落ちたのかはわかりませんが、みんな学力があるゆえに広く浅く勉強しすぎたのかもしれません。

私は先生の的確なアドイス通り愚直に勉強をすすめていたからこそ合格出来たのだと思っています。

正直「運」の部分も大きかったのですが、こうして何とか念願の警察官になる事が出来たのです。

先生には感謝してもしきれません。

さいごに

さて、この後わたしは半年ほどで警察官をクビになってしまいます。笑

またその話は別の機会にお話しますが・・・。

公務員試験には、私のような無能な低学歴でも一発逆転のチャンスがあります!

 それが魅力なのですが、良い事なのか悪いことなのかはわかりません・・。